意外とチャンスあり！50代の女性が結婚できる確率は？

50代は男女共に結婚が難しいと言われています。同世代のほとんどは既婚者。出会いのきっかけがなかなか見つからないという人も多いでしょう。婚活市場では、男性が年下の女性を求める傾向もあり、50代の女性は選ばれにくいと言われています。

それでは50代の女性が結婚できる確率はどれくらいあるのでしょうか。婚活のポイントや注意点を含めて解説します。

【50代の女性が結婚できる確率①】統計上は厳しい

仕事に邁進しているあいだに50代になった、死別・離別したあとの子育てがひと段落したなど、女性はいろいろな理由で結婚を望みます。60代以降のセカンドライフを目前に、「誰かが隣にいてくれたら…」、そんな気持ちになる女性も多いでしょう。

しかしながら、50代での初婚率は男女ともに1%以下。自然な出会いから結婚に至るのが一気に難しくなることが、「国立社会保障・人口問題研究所」のデータにより分かっています。そのため、自然な出会いに憧れがあっても、結婚相談所等を利用するのが現実的と言えるでしょう。

【参考】http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/Popular2021.asp?chap=6

【50代の女性が結婚できる確率②】訳ありが増える

50代の女性の初婚率は男性の半分ほど。男性以上に婚活が厳しいというのが現実です。その理由のひとつが、同世代の男性であっても、子どもを望んでいる人が意外と多い点。出産の可能性がより高い35歳以下を条件とする男性とのマッチングは消えてしまいます。

さらに婚姻歴がある場合、死別あるいは離別により、女性のほうが子供を引き取っている確率が高く、子連れ婚となる傾向があります。男性側にとって、子どもを一緒に引き取ることは、一定のハードルの高さがあります。そのような事情を配慮して、50代女性は婚活をすすめる必要があります。

【50代の女性が結婚できる確率③】実はチャンスはある！

50代以降は女性の未婚率が低下するため、統計上は結婚のチャンスは限られていると思われがちです。しかしながら、50代であっても結婚に至りやすい要素も十分にあります。そのひとつが、同じく「国立社会保障・人口問題研究所」のデータから分かる、熟年離婚率の増加です。

ここ20年ほど50代男性の離婚率は上昇の一途をたどっています。つまり同世代の独身男性は意外と多いのです。とはいえ、「もう結婚はいいや」という男性も少なからずいます。そこで、結婚の意思がある男女が集まる結婚相談所を積極的に利用するのが、効率的に婚活する秘訣となるでしょう。

まとめ

50代の女性が結婚できる確率は決して高いとは言えませんが、バツイチ男性でOKとすれば、意外と出会いがあるもの。50代は自分も含めて、何らかの訳ありの傾向があります。年上の男性や、離婚歴がある男性も視野に入れ、条件を絞りすぎずにお相手を探すことが、婚活成功の秘訣と言えるかもしれません。