婚活もAIでする時代が到来!?50代で理想の相手に出会えるチャンス

最近、テレビ番組で取り上げられるなど、AIを取り入れた婚活が話題になっています。AIとは人工知能のこと。家電、携帯電話、医療、金融など、さまざまなジャンルでAIが活用されていることから、身近に感じている人も多いでしょう。

婚活業界では、AI婚活アプリやAI婚活エージェントなど、男女のマッチングにAIを活用する動きが加速。そこで、AI婚活の特徴やそのメリットについて解説します。

政府も推進しているAI婚活

AIとは、人間が脳で行う作業や思考を学習させ、限りなくそれに近づけたシステムのこと。言葉を覚えたり体を動かしたり、何らかの提案をしたりと、AIができることの幅は広がりつつあります。人間以上の「脳」を持ったAIが登場する日が近いと言われるほど。そのためさまざまな業界でAI導入に注目が集まっています。

婚活業界におけるAI導入を推進しているのが内閣府。地域少子化対策の一環として、子育て支援は長らく行われてきましたが、マッチングシステムにAIを活用する事例に対しても補助金を出すようになりました。AI婚活は少子化対策の切り札となっているのです。

婚活でAIが相性のいい相手を推薦

これまでは、結婚相談所の仲人等が、「あなたの条件ならこういう人が合っている」「こういう相手はこんな結婚を望んでいる」など、これまでの経験から助言をしてくれました。AIがするのは結婚したい男女のマッチング。仲人、カウンセラー、コンシェルジュの代わりにAIが「おすすめの相手」を提示してくれます。

これを可能とするのはAIの学習機能。AIに、婚活者の希望、過去の経験、婚活により得られた新たな情報をインプット。AIが学習を重ねることで、仲人等が行っていたマッチングを、代わりに行えるようになるというわけです。

AI婚活で理想の相手に近づける!?

一例として埼玉県の事例を紹介しましょう。埼玉県がAI婚活を始めたのは2018年。「恋たま」という自治体運営の結婚相談所でAIを取り入れています。自分でお見合い相手を探して申し込み、定期的にAIがおすすめの相手を紹介し、会ってみたいと思ったらOKを出す。この流れのなかで結婚相手を探すという仕組みです。

地元で結婚したい、実家の稼業を継いで欲しい、同じ趣味を共有したいなど、求める結婚像が近い人が紹介されるため、効率的な婚活が期待できます。さらには、マッチングが成立したら理想のデートを提案してくれるAIも登場。デート後の自分や相手の評価が積み重なり、AIの選びだす能力が高まるため、理想の相手に近づけるというわけです、

まとめ

50代になると、いろいろな経験や思い込みが積み重なって、本当に自分に合う相手が分からなくなるもの。そのようなとき、AIに婚活をお任せしてみることも一案。思いがけない出会いが訪れるかもしれません。