結婚相手と出会うための活動である婚活は今や年齢に関係なく多くの人が行っています。今や『結婚したい!』そう思ったときから婚活は始まっていると言っても過言ではありません。
結婚に年齢は関係ないものの、やはり年齢に応じて婚活に対する意識については心得えてきたいところ。
今回は50代からの婚活を検討されている方必見!出会いが欲しいのであれば意識すべき6つの心得についてご紹介します。
その1. 相手に対する理想を追い求めすぎない
人は誰でも『こんな人と結婚したいなぁ…』、『こんな人と出会えたらいいのに』。そんな相手に求める理想や条件があります。『結婚したい!』そう思っていても、誰でも良いから結婚したいというわけではありません。
顔立ちや体型など外見に関するものから、優しい人や経済力のある人…など内面やステータスと言われる部分に関するものもあるでしょう。
しかし、理想や条件ばかりを追い求めるのは出会いのチャンス自体を逃してしまっている危険性大!
大前提として、婚活をすることによって、日常で出会うことができない異性との出会いのチャンスがあります。これは20代であっても50代であっても同じこと。
しかし、厳しことを言うようですが、婚活の成功率自体は年々厳しいものとなることは否定できません。
もちろん、結婚することが当たり前ではなくなった現代において、50代で結婚したいと思っている人は大勢いますが、自分の条件や理想に合った人と出会えるかというとそれは別問題。『かっこいい人や美人な人、高いステータスを持っている人は早くに結婚していくなぁ…』。そんな風に感じたことはありませんか?
これはその通りで、人それぞれ理想や条件は少しずつ違っていたとしても、異性から魅力的にうつる人という意味では共通しているのです。つまり、年齢を重ねるにつれて魅力的な人は次第に結婚していくということ。
そのため、50代で婚活を始める上で、20代の頃と同じように理想や条件ばかりを追い求めていては、その理想・条件にマッチした人と出会えず、結局婚活をしていても出会いがないという風になってしまうのです。
とはいえ、どうしても譲れない理想や条件を捨てる必要はありません。しかし、自分の中で異性との生活を想像したとき、「どうしても譲れない」ものについて挙げておくことをオススメします。
その2. 「結婚=妥協」を受け入れる
よく、『結婚は妥協すること』。そんな風に言われています。これはある意味真実です。
もちろん、結婚をして得られるものはとても多くあります。50代と言うと、結婚する目的が将来の安定であったり、安心感といったことがよく挙げられますが、「誰かがいる」ことによって得られる将来の安定や安心感は何にもかえることはできないでしょう。
しかし、それと同時に今まで自由に何にもとらわれずに生活をしてきた方にとっては多少の窮屈感や我慢の必要性を感じることも…。
そういった窮屈感や我慢ができるかどうか。ここに妥協が関係しています。その妥協は自分だけでなく相手もきっと何かしら感じているところ。とはいえ、妥協すらできないような相手なのであれば、納得して生活することなどできません。
結婚相手を選ぶ上で「妥協できるかどうか」という点は重要な判断ポイントとなります。
その3. 外見は「清潔感」に勝るものなし!
人を判断する上で、内面もさることながら外見も重要。『人は見た目で9割決まる」とも言われるように、婚活では初対面の相手と出会うことになるからこそ、人からどう見えるかについては気を付けておきたいところです。
勘違いしがちなのが、『外見に自信がないから、結婚できない』というもの、外見には、顔立ちや身長などさまざまなものがありますが、人を判断する上で相手が見ているのは意外にもそういった持って生まれたものではありません。
婚活で重視されるのは、持って生まれた要素ではなく清潔感。外見は清潔感に勝るものはないのです。
仮に顔がそれほど整っていなくて、スタイル抜群ではなかったとしても、パリッとアイロンがあてられたシャツを着て、石鹸や洗剤の香りがするなど清潔感を感じる人であれば、間違いなく好印象になります!
反対に、衣類がヨレヨレ、体臭がする…、また、男性であれば無精ひげが生えていたり、女性は髪が傷んでいたりネイルが剥げていると、美意識の低さから幻滅されてしまうことも。
清潔感がある人は、単に好印象を与えるだけでなく、結婚に対する真剣度や相手に良く思われたいと思う努力を感じとることができます。また、きちんとした生活習慣もイメージできますね。
清潔感は誰でも努力、工夫次第で得ることができます。自分を良く見せようと思うのでれば、まずは清潔感から意識していきましょう。
その4. 効率の良さを求める
結婚するために婚活をすることが当たり前になりつつある現代において、多種多様な婚活スタイルがあります。婚活は常に進化していると言っても良いですね。
主なもので言うと、結婚相談所の利用や婚活パーティー、イベントへの参加、また、婚活アプリを利用するなどといった方法。
20代前半では、『自分の価値が高いうちに結婚したい』、あるいは『婚活を長期的にとらえている』などといった声もありますが、しかし、50代で婚活を始める人は、『できるだけ早く結婚したい』と思っている人が大半です。結婚に対して焦りを感じているかは別として、少しでも早く出会いたいと思うことには納得できるのではないでしょうか。
そのため、どのような婚活スタイルで婚活をするか決める上で、効率の良さを求めることがとても重要です。
婚活スタイルにはそれぞれメリット・デメリットが存在します。そのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った婚活スタイルはどの方法なのか。効率的に婚活ができるのは?といった目線で決めると良いですね。
その5. 自分らしく無理をしない
婚活をする上で、『少しでも自分を魅力的にみせたい』。そう思うのは当然のこと。プロフィールや外見など、魅力的にうつる努力を欠かすことはできません。
しかし、魅力的にみせようと思うあまり「無理や背伸びをする」ことはオススメできません!
なぜなら、婚活はスタート地点にすぎません。そのスタート時点で無理をしたり背伸びをしすぎてしまうと、その先やり取りやデートを重ねる上で必ずしわ寄せがきます。
たとえば、男性で言うと収入を多く伝えてしまったとき。収入が高いと思わせてしまった分、毎回デートで支払わなければいけなくなってしまったり、本当の趣味や生活よりもワンランク上を装わなければならなくなるでしょう。また、料理が得意だと言ってしまったとき。結婚後生活を送る中で『バレてしまったらどうしよう…』常に不安を感じながら生活していかなければなりませんよね。
結婚とは、将来を共に生きていくこと。だからこそ、ありのままの自分を打ち明け、またありのままの相手を受け入れることが必要不可欠です!
無理や背伸びをしなくても、自分らしくいられるお相手との結婚ほど幸せなものはありません。
その6. 相手に敬意をもつこと
50代という年齢になると、自分の仕事や交友関係、生活などの自分が確立されています。結婚したからと言っていきなり変えるなんて到底無理な話。ここは20代とは違う点ということができます。
だからこそ、相手に対して敬意を持つことは非常に重要となります。
自分というものが確立されているからこそ、相手を否定するような言葉や姿勢は相手を傷つけてしまうと同時に、『こんな人とは結婚できない』というレッテルを張られてしまいます。
自分というものが出来上がっているのは相手だけでなく自分も同じ。自分の自尊心に敏感になるのであれば、お相手の自尊心にも敏感になってお互い敬意をもって配慮していく必要があります。
例えば『ありがとう』や『ごめんなさい』などといった言葉。簡単なように見えますが、果たしてこういった言葉がコミュニケーションの中で口にできているでしょうか?当たり前なように思えて、なかなか口にできない人も多いのではないでしょうか。
こういった言葉がでないようでは、相手に『自分のことをバカにしているのでは?』と感じさせてしまうかもしれません。
また、男性によくあるのが結婚後家事は女性の担当という固定概念をもちがちです。また、大人世代の結婚というと親に対する不安を抱き始める時期でもあります。再婚を検討されている方であれば、子どもがいて、結婚後は子どもとも一緒に生活していく…なんてカップルもいるかもしれませんね。
もちろんどう感じるかは人によって違いがありますが、対象が何であっても『やってもらって当たり前』という態度や言動はNG!
相手にもこれまでに築いてきた仕事、そして生活があるのですから、お互い思いやりと敬意をもって接していくことこそ、幸せな結婚の基盤となります。
大人になると人を尊敬したり、一目置いたり…といった機会はたくさんあります。人に対して敬意を払うとう気持ちを習得して、自分の経験値そして魅力にしましょう!
6つの心得を押さえて婚活を成功させる!
婚活を始める上で不安に感じることや疑問は多くあるかと思います。しかし、そこで立ち止まっていては次のステップに進むことはできません。先ほどもお伝えしたように、婚活での出会いはスタートラインです。その先お互いを知っていく中で結婚というゴールがよくやく見えてきます。
婚活は決して難しいものではありません。ご紹介した6つの心得を意識して、素敵なお相手と出会うことができますように…。