50代の婚活女性に望まれる年収は？

50代で婚活している人のなかには、仕事を頑張ってきた結果、男性よりも多くの収入を得ている人もいます。その一方、就業機会に恵まれなかった、シングルマザーのため家を空けられないなど、さまざまな理由でアルバイトやパートにとどまっている人もいます。

結婚相談所や婚活アプリの女性側のプロフィールには年収を記載しないケースが大部分。とはいえ、交際に進んだとき、女性の年収が結婚の進展に影響を与えることも少なくありません。そこで、50代の婚活女性に望まれる年収について解説します。

【50代の婚活女性の年収①】男性とのバランスが大事

50代に限らず婚活女性が望まれる年収については、男性とのバランスによって変わります。年収が高い男性は、女性に家庭に入って欲しい、仕事をセーブして欲しいと思う傾向があります。そのため、バリバリ仕事をしている高収入の女性は敬遠されがちです。

その一方、収入が少ない、起業して間もない、住宅ローンが残っている男性は、家計の負担を緩和させるために、一定の収入がある女性を歓迎する傾向があります。とはいえ、フルタイム勤務とパートタイム勤務のどちらを望むのかはケースバイケースです。

【50代の婚活女性の年収②】家事も同時に望まれる

高収入の男性の場合、女性に家を守ってもらい、自分はバリバリお金を稼ぐ…というスタンスの人も多いでしょう。女性も50代になると、管理職についているなど、責任ある立場であることも多数。男性と同じように仕事に専念したいと思うものです。ただ、同じようにはいかないのが婚活の難しいところです。

たとえば女性に500万円以上の安定した収入があり、男性も仕事の継続を望んでいても、家事をお役御免とするわけではありません。収入の高低にかかわらず男性は女性に家事を求めます。そのため、収入をあてにされていると感じたら、結婚を決めるまえに話し合っておいたほうがいいでしょう。

【50代の婚活女性の年収③】ウケがいいのはいくら？

500万円を超える女性は、プライドが高い、家事をしない、男性を立てないイメージなどから、あまりいい印象を持ってもらえません。実際、高収入の女性ほど、仕事モードで婚活してしまうため、怖がられてしまう傾向があります。年収そのものを気にするより、婚活中のふるまいや言動に気を付けることが大切です。

男性にとって安心感がある年収は100万円から300万円のあいだ。家計の助けになり、かつ男性の年収を超えない程度であることがその理由。100万円以下でも、扶養者控除に収められ、家庭とのバランスもとれることから、婚活市場では歓迎されるでしょう。

まとめ

ここまで読むと、女性は働かないほうがいいのか！と思われそうですが、そういうわけではありません。女性の年収は男性のプライドを保つうえで重要な要素となる、ただそれだけです。そのため年収が高い女性ほど、家庭的な面を男性に伝えるため、話し方や会話の内容を工夫することが大切になるでしょう。